風評被害対策は弁護士か逆SEO会社のどちらが正解?違いを理解し適切な選択をしよう!

公開日:2026/03/18
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風評被害対策として弁護士と逆SEO会社のどちらに依頼すべきか、判断に迷うケースは少なくありません。

誹謗中傷を削除したい場合や、投稿者に責任を追及したい場合は、弁護士への依頼が有効な選択肢です。

法的手続きを通じて削除や発信者情報の開示を求めることができ、損害賠償請求や刑事告訴へ進むことも可能です。
削除できない情報を検索結果で目立たなくしたい場合や、検索窓に表示されるネガティブな関連キーワードへの対策を行いたい場合は、逆SEO対策会社の活用が選択肢の一つです。

法的削除が難しい情報であっても、検索結果の上位表示内容を見直すことでネガティブな情報の露出を相対的に下げられる可能性があります。

本記事では、弁護士と逆SEO会社、それぞれの対策の違いと選び方を詳しく解説していきます。

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弁護士ができる4つの風評被害対策

弁護士は法的手続きにより、ネット上の誹謗中傷に対して根本的な解決を図れます。

投稿の削除請求や投稿者の特定、損害賠償請求といった法的措置が可能です。また、仮処分により迅速な対応も実現できるでしょう。

弁護士が提供できる4つの風評被害対策について、以下で詳しく解説します。
 

①削除請求(投稿、記事、掲示板等)

弁護士は、法的根拠に基づきインターネット上の誹謗中傷に対する削除請求を行うことができます。

名誉毀損やプライバシー侵害、営業権侵害などに該当する投稿は、法律上、削除を求められる場合があります。

虚偽の内容で社会的評価を下げる投稿や、個人情報の無断公開などが典型例です。

削除には、プラットフォームへ任意で申請する方法と、裁判所に仮処分を申し立てる方法があります。

運営側が応じない場合は法的手続きが検討され、これらの裁判対応は原則として弁護士のみが代理できます。
2025年4月施行の「情報流通プラットフォーム対処法」により、大規模事業者には削除申出から原則14日以内の判断・通知義務が課されました。
ただし媒体ごとに対応基準は異なるため、状況に応じた法的判断が重要です。
 

②発信者情報の開示請求(投稿者の特定)

弁護士は、法的手続きを通じて誹謗中傷の投稿者を特定するための発信者情報開示請求を行うことができます。

情報流通プラットフォーム対処法に基づき、権利侵害を受けた人は一定の要件を満たす場合に、プロバイダに対して発信者の氏名や住所などの開示を求めることができます。

実務では、まずサイト運営者に対してIPアドレスやタイムスタンプの開示を求め、その後、回線事業者へ契約者情報の開示請求を行うのが一般的な流れです。

近年は手続きの迅速化が図られているものの、発信者情報の保存期間には限りがあるため、早期対応が重要になります。
開示が認められるためには、権利侵害の明白性や、損害賠償請求などの法的措置に必要であることといった要件を満たす必要があります。
これらの法的判断や裁判手続きは専門的な対応を要するため、弁護士が代理人として進めることが一般的です。

③損害賠償請求

投稿者を特定した後は、民事上の損害賠償請求を行うことが可能です。

民法709条(不法行為)に基づき、誹謗中傷によって生じた慰謝料のほか、発信者情報開示に要した調査費用や弁護士費用の一部、企業の場合は営業上の損失などを請求できる場合があります。

請求は示談交渉によって解決するケースもあれば、合意に至らない場合には訴訟へ移行することもあります。

慰謝料の金額は投稿内容の悪質性や拡散状況、被害の程度などを踏まえて判断されます。
また、投稿内容が刑法230条(名誉毀損罪)や231条(侮辱罪)に該当する場合には、刑事告訴により刑事責任を追及することも検討されます。
民事と刑事は別の手続きですが、状況に応じて併行して進めるケースもあります。

2022年の法改正(旧プロバイダ責任制限法の改正)により発信者情報開示手続きの迅速化が図られ、従来より短期間で投稿者を特定できる可能性が高まりました。

損害賠償請求は、経済的損失の回復を図るとともに、違法行為に対する責任を明確にし、再発防止につなげる手段の一つです。
 

④仮処分の申し立て

弁護士は民事保全法に基づく仮処分の手続きを通じて、通常訴訟よりも迅速に誹謗中傷への対応を求めることができます。

仮処分は、本訴の判決を待たずに暫定的な救済を得るための制度で、事案によっては数週間から2か月程度で判断が示されることもあります。

掲示板投稿や検索サジェスト表示など、情報が拡散しやすいケースでは、早期対応の手段として検討されます。

仮処分が認められるためには、「被保全権利」と「保全の必要性」の2つの要件を満たす必要があります。

被保全権利とは、名誉権やプライバシー権など法的に保護される権利が侵害されていることを指します。

保全の必要性とは、通常訴訟を待っていては回復困難な損害が生じるおそれがある状況をいいます。
インターネット上の投稿は不特定多数が閲覧可能であり、時間の経過とともに被害が拡大する可能性があります。このような特性から、緊急性が認められる場合もあります。
なお、仮処分では担保金の供託が求められることがあり、証拠の整理や法的評価も重要となります。

そのため、弁護士による専門的な対応が一般的です。

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逆SEO会社ができる3つの風評被害対策

逆SEO会社は、裁判手続きによる削除ではなく、検索結果の構成を改善することで風評被害の影響を軽減する対策を行います。

具体的には、ポジティブな情報を上位表示させることでネガティブ情報の露出を相対的に下げる「逆SEO対策」、検索窓の予測変換(サジェスト)に表示される関連キーワードへの対策、さらに検索結果の継続的なモニタリングによるリスク管理などが挙げられます。

これらは、削除が難しい情報に対しても実施可能な手法であり、検索環境全体を整えることで企業や個人の評判リスクをコントロールすることを目的としています。

以下では、それぞれの対策内容について詳しく解説します。
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①逆SEO対策(検索順位の押し下げ)

逆SEO対策とは、ネガティブな情報を直接削除するのではなく、検索結果の構成を改善することで影響を軽減する手法です。

具体的には、評価につながるポジティブなページを上位表示させることで、問題となる情報の露出を相対的に下げることを目的とします。
法的削除が難しい誹謗中傷や検索サジェストに関連する問題に対しても、公式サイトやブログ、SNSアカウントなどを活用し、Googleのガイドラインに沿ったホワイトハット手法で情報発信を行うことが一般的です。
一方で、リンクスパムなどのブラックハット手法を用いた対策は、検索エンジンからペナルティを受けるリスクがあります。

また、逆SEO会社が削除交渉や法的手続きを代行すると、非弁行為に該当する可能性があるため、対応範囲には注意が必要です。

近年は、検索結果だけでなくAI Overviewsへの対応も求められており、AIが引用しやすい正確で信頼性の高い情報を整備することも重要な対策の一つとなっています。

②サジェスト汚染対策

サジェスト汚染対策とは、検索窓に表示される予測変換(サジェスト)にネガティブな関連キーワードが表示される状態を改善するための施策です。
逆SEO会社は、特定のキーワードを直接削除するのではなく、検索エンジンに評価される情報環境を整えることで、表示傾向の変化を目指します。
たとえば、「ブラック」「詐欺」などのネガティブワードに対し、公式サイトやブログで正確かつ信頼性の高い情報を継続的に発信します。

検索エンジンが関連性や評価を再判断することで、表示内容が変化する可能性があります。

さらに、業界メディアや専門サイトへの寄稿、インタビュー掲載などを通じて第三者評価を高めることも、関連キーワードの印象改善につながる施策の一つです。

サジェスト対策は短期間で結果が出るとは限らず、一定期間にわたる継続的な取り組みが重要です。

そのため、不自然な手法に頼るのではなく、Googleのガイドラインに沿った適切な施策を継続することが求められます。

③風評の監視

風評の監視は、誹謗中傷やサジェスト汚染の兆候を早期に把握するための対策です。

インターネット上の炎上やネガティブな情報は短時間で拡散する可能性があるため、継続的なモニタリングが重要とされています。

逆SEO会社では、検索結果や掲示板、SNSなどを対象にデータを収集し、AIによる分析と専門スタッフの目視確認を組み合わせて状況を把握します。

機械的な検出だけでなく、投稿の文脈や拡散状況を踏まえて評価することがポイントです。

収集したデータは、ネガティブサイトの検索順位変動やサジェスト表示の推移を追跡するために活用されます。

これにより、逆SEO施策の効果検証や戦略の見直しにつなげることが可能になります。
問題が拡大する前に兆候を把握できる体制は、ブランド毀損リスクを抑えるための予防的な取り組みの一つといえます。

誹謗中傷やネガティブイメージを放置するのは危険

インターネット上の誹謗中傷やネガティブな情報を放置すると、企業・個人のいずれにおいても深刻な影響が生じるおそれがあります。

たとえば、個人であれば精神的な負担の増大、企業であればブランド価値や社会的信用の低下につながる可能性があります。

さらに、誤った情報やデマが拡散されると、取引先や顧客からの信頼を損ない、優秀な人材の流出や採用活動への悪影響を招くことも考えられます。

問題が拡大する前に適切な対応を検討することが重要です。

ここでは、放置することで想定される4つのリスクについて詳しく解説します。

精神的に追い詰められる

誹謗中傷を放置すると、被害者は継続的な精神的負担を抱える可能性があります。

インターネット上の悪評は削除されない限り長期間残ることがあり、「デジタルタトゥー」と呼ばれる状態になる場合もあります。

特に検索窓の予測変換や検索結果にネガティブな情報が表示されると、自分の名前や会社名を検索するたびにその内容を目にすることになります。

その繰り返しが強いストレスにつながり、不眠や食欲低下などの心身への影響が生じるケースも報告されています。
さらに、オンライン特有の匿名性により攻撃が過激化しやすく、周囲の誤解や偏見による二次的な被害、社会的孤立につながるおそれもあります。
問題が解決しない状態が続くと、無力感や不安が増幅することも考えられます。

こうした状況を改善するためには、早期に専門家へ相談し、法的手段や検索結果の改善など、状況に応じた対策を検討することが重要です。

ブランドイメージや信用を失う

誹謗中傷やネガティブな情報を放置すると、企業のブランドイメージや社会的信用に影響が及ぶ可能性があります。

検索時にネガティブな予測変換(サジェスト)や関連情報が表示されると、顧客や取引先が抱く第一印象が左右されるためです。

具体的には購買意欲の低下による売上減少、株価への影響、取引先や金融機関からの信用低下などが懸念されます。

企業の評判は取引判断や採用活動にも影響を与えるため、長期的な経営リスクにつながることもあります。

また、人は繰り返し目にする情報を事実と認識しやすい傾向があるといわれています。

そのため、根拠のない情報であっても、放置されることで信憑性を持つかのように受け取られるおそれがあります。
インターネット上の情報は長期間残る場合もあるため、問題が拡大する前に状況を把握し、適切な対応を検討することが重要です。

デマが広がり風評被害に悩まされる

誹謗中傷を放置すると、事実無根の情報があたかも真実であるかのように受け取られるおそれがあります。

特にSNSでは、同じ意見をもつ利用者同士で情報が拡散されやすい「エコーチェンバー現象」が生じることがあり、繰り返し目にした情報を事実と認識しやすい傾向があるといわれています。

さらに、検索窓の予測変換(サジェスト)に「○○ ブラック」「○○ 詐欺」などの関連語が表示されると、その印象が固定化されやすくなります。

こうした状態が続くと、インターネット上に長期間情報が残り、いわゆる「デジタルタトゥー」として扱われる場合もあります。

たとえば、倒産に関するデマが広がった場合、取引先が契約条件を見直すなど、実際の経営活動に影響が及ぶ可能性も否定できません。
一度拡散された情報を完全に消すことは容易ではないため、問題が拡大する前に状況を把握し、法的措置や検索結果の改善など、適切な対策を検討することが重要です。

離職率の上昇と採用活動の難化

誹謗中傷やネガティブな情報を放置すると、人材面でのリスクが生じる可能性があります。

特に検索時に企業名とともに「ブラック」などのネガティブな予測変換が表示されると、求職者が応募を控える要因になり得ます。

また、既存社員にとっても、自社に対する否定的な情報が広がっている状況は将来への不安につながることがあり、離職を検討するきっかけとなる場合もあります。

その結果、連鎖的な退職による業務の停滞、採用応募数の減少、優秀な人材の確保が難しくなるといった影響が想定されます。

採用活動が長期化すれば、広告費や紹介手数料などのコスト増加にもつながります。

近年は多くの求職者が応募前に企業名を検索し、口コミや評判を確認する傾向があります。

そのため、インターネット上に残る悪評が長期間放置されることは、採用市場における競争力の低下につながるおそれがあります。

人材確保と組織の安定を維持するためにも、問題が拡大する前に適切な対策を検討することが重要です。

企業リスクを今すぐ解決!逆SEOとサジェスト対策に特化した実績で、貴社のブランドを守るアクシアカンパニー。過去1200件以上の成功事例と業界トップクラスの成果を誇ります。売上・採用・ブランドを守るための最適解を提供している専門会社です。

弁護士と逆SEO会社の風評被害対策の違い

弁護士と逆SEO会社では、風評被害へのアプローチ方法が根本的に異なります。

それぞれに強みと弱みがあり、費用体系も大きく違うため、被害の種類や目的に応じた選択が必要です。

弁護士と逆SEO会社のメリット・デメリット、そして費用相場の違いについて、以下で詳しく解説します。

弁護士に依頼するメリット・デメリット

弁護士に依頼するメリット・デメリットを以下で紹介します。
メリット デメリット
違法性が認められる場合、投稿削除や仮処分が認められる可能性がある 違法性が認められない場合は削除が認められないことがある
相手方との交渉や裁判手続きを一任できる 弁護士費用が発生し、一定のコストがかかる
損害賠償請求や刑事告訴など法的責任の追及が可能 手続きが複雑で、時間を要することがある
発信者情報開示請求により投稿者を特定できる場合がある 勝訴しても賠償金の回収が困難なケースがある
法的措置により一定の抑止効果が期待できる 成果が保証されるものではない
弁護士への依頼は、違法性のある誹謗中傷に対して法的に対応できる点が大きな強みです。

一方で、費用や時間がかかる可能性もあるため、状況に応じて逆SEO対策との使い分けを検討することが重要です。

逆SEO会社に依頼するメリット・デメリット

逆SEO会社に依頼するメリット・デメリットを以下で紹介します。
メリット デメリット
検索結果全体の印象改善を目指せる ネガティブ情報そのものを削除することはできない
違法性の有無にかかわらず対策を検討できる 効果が出るまでに時間を要することがある
ポジティブ情報を戦略的に構築できる 成果が保証されるものではない
専門知識を持つプロによる分析・施策立案が可能 施策内容が不透明な業者も存在する
自社リソースを節約し、本業に集中できる コストが発生し、予算に影響を与える場合がある
継続的なモニタリングにより早期対応が可能 不適切な手法を用いると検索エンジンからペナルティを受けるリスクがある
AI検索(AI Overviews等)への最適化も含めた対策が可能 検索アルゴリズムの変動により効果が変わる可能性がある
逆SEO会社への依頼は、法的削除が難しいケースでも検索環境全体の改善を図れる点が特徴です。

ただし、短期間で確実な成果が得られるものではないため、実績や施策内容の透明性を確認したうえで業者を選ぶことが重要です。
なお、削除交渉や法的手続きを業者が直接行う場合は、非弁行為に該当する可能性があります。
対応範囲が適法であるかどうかも事前に確認しましょう。

費用相場の違い

弁護士費用の費用相場は以下の通りです。
対策項目 着手金の相場 成果報酬
削除請求 約3万円~ 11万円~
発信者情報の開示 約30万円~ 18万7,000円~
損害賠償請求 約20万円~ 回収額の16%〜30%が目安
仮処分の申し立て 約33万円~ 16万5,000円~
表の金額はあくまで相場であり、事案の難易度や弁護士事務所によって異なります。

着手金と成果報酬の両方が発生することを理解し、総額を見積もった上で費用対効果を判断することが必要です。

逆SEO会社の費用相場は以下の通りです。
対策項目 費用
逆SEO対策(検索順位の押し下げ) 月額10万円〜50万円程度
サジェスト汚染対策 月額5万円~10万円程度
風評の監視 月額5万円~20万円程度
これらの費用は対策の種類や規模に応じて異なります。継続的な取り組みが必要なため、長期的な費用計画を立てて検討しましょう。

弁護士に依頼するのがおすすめなケース

弁護士への依頼が適しているのは、違法性のある情報に対して法的な削除や責任追及を検討している場合です。

逆SEO対策は検索結果の構成を改善し、ネガティブ情報の露出を相対的に下げることを目的とします。

一方、弁護士は裁判手続きや仮処分を通じて投稿削除を求めたり、損害賠償請求や刑事告訴などの法的措置を進めたりすることが可能です。

そのため、「違法性が明確な誹謗中傷を削除したい場合」や「加害者に対して法的責任を追及したい場合」には、弁護士への相談が有力な選択肢となります。

以下では、弁護士に依頼すべき代表的な2つのケースについて詳しく解説します。

誹謗中傷を削除したい場合

違法性のある誹謗中傷について、投稿そのものの削除を求めたい場合は、弁護士への依頼が有力な選択肢となります。

逆SEO対策は検索結果の構成を改善し、ネガティブな情報の露出を相対的に下げることを目的とします。
一方、弁護士は情報流通プラットフォーム対処法に基づく送信防止措置請求や、裁判所への削除仮処分の申立てを通じて、投稿の削除を法的に求めることができます。
名誉毀損やプライバシー侵害など、権利侵害が認められる場合には、法的根拠に基づいて削除が認められる可能性があります。

これらの裁判手続きは専門的な対応を要し、原則として弁護士が代理人として行います。

違法性が明確で、問題のある投稿自体を取り除きたい場合には、法的手段による対応を検討することが重要です。

投稿者に責任を追及したり訴訟を起こしたい場合

投稿者に対して損害賠償請求や刑事告訴などの法的責任を追及したい場合は、弁護士への依頼が適しています。

まず、情報流通プラットフォーム対処法に基づく発信者情報開示請求を通じて、匿名投稿の発信者を特定する手続きを進めます。

そのうえで、民事上の損害賠償請求や、内容によっては刑事告訴を検討することになります。

これらの法的手続きは専門的な判断を伴い、報酬を得て代理できるのは原則として弁護士に限られます。

そのため、削除交渉や責任追及を業者が代行する場合には、非弁行為に該当する可能性がある点にも注意が必要です。

なお、発信者情報の保存期間はプロバイダや媒体によって異なり、一定期間を過ぎると取得が困難になることがあります。
誹謗中傷やサジェスト汚染を確認した場合は、できるだけ早い段階で相談することが重要です。
法的措置は、違法行為に対する責任を明確にする手段の一つであり、再発防止につながる可能性もあります。

費用や時間を要する点も踏まえたうえで、目的に応じた対応を検討しましょう。

逆SEO会社に依頼するのがおすすめケース

逆SEO会社への依頼が適しているのは、法的削除が難しい情報に対して、検索結果全体の印象を改善したい場合です。

たとえば、違法性が認められにくい主観的な批判や口コミ、あるいは検索サジェストに表示される関連キーワードの問題などは、法的手続きだけでは十分に解決できないことがあります。

そのようなケースでは、検索結果の構成を見直したり、予測変換の表示傾向に働きかけたりする対策が有効とされています。

以下では、逆SEO会社に依頼を検討すべき代表的な2つのケースについて詳しく解説します。
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削除できないものを目立たなくしたい場合

法的に削除が難しい情報について、検索結果上での露出を抑えたい場合は、逆SEO対策が検討されます。

弁護士が削除を求められるのは、名誉毀損やプライバシー侵害など違法性が認められる情報が中心です。

一方で、違法とはいえない主観的な口コミや体験談、公益性のある過去報道、正当な論評などは、法的手続きでは削除が認められにくい傾向があります。

たとえば、以下のような情報は法的削除が難しいケースに該当します。
  • 個人の主観的な感想や体験談
  • 公益性のある事実(過去の不祥事報道など)
  • 正当な論評や批判
逆SEO対策では、評価につながる良質なコンテンツを上位に表示させることで、ネガティブな情報の露出を相対的に下げることを目指します。

検索結果の上位から離れるほどクリック率は低下する傾向があるため、実務上の影響を軽減できる場合があります。

費用や一定の期間を要する点はありますが、法的対応が難しい領域を補完する手段として活用されています。

検索窓に出てくるネガティブワードを消したい

検索窓に企業名や個人名を入力した際、「ブラック」「詐欺」などのネガティブな予測変換(サジェスト)が表示されることがあります。

このような状態に対しては、逆SEO会社による対策が検討されます。
サジェストは検索エンジンのアルゴリズムによって自動的に生成される仕組みのため、単語そのものが違法と認められない限り、法的手続きだけで削除するのは難しい場合があります。
サジェスト対策では、問題のある単語を直接消すのではなく、ポジティブで信頼性の高い情報を継続的に発信し、検索エンジンの評価を変えていく方法を取ります。

その結果、表示される関連キーワードの傾向が徐々に変わることがあります。

検索窓の表示内容は、ユーザーが最初に目にする情報です。

第一印象に影響を与える可能性があるため、状況に応じて専門的な知見をもつ事業者へ相談し、適切な対応を検討することが重要です。

企業リスクを今すぐ解決!逆SEOとサジェスト対策に特化した実績で、貴社のブランドを守るアクシアカンパニー。過去1200件以上の成功事例と業界トップクラスの成果を誇ります。売上・採用・ブランドを守るための最適解を提供している専門会社です。

弁護士が削除できる違法性のある投稿の具体例

弁護士が法的手続きを通じて削除を求められるのは、名誉毀損や侮辱、プライバシー侵害など、法律上の権利侵害に該当する投稿です。

インターネット上の書き込みであっても、他人の社会的評価を低下させる虚偽の事実を掲載した場合や、人格を否定するような表現を繰り返した場合には、違法と判断される可能性があります。

以下では、弁護士が削除を求めることが検討される代表的なケースについて解説します。
違法性が問われる罪名 具体的な投稿例
名誉毀損罪 A社は詐欺を働いている
Bさんは不倫をしている
C店の料理には虫が入っていた
侮辱罪 Dさんはバカだ
Eさんは無能だ
Fさんはクズだ
脅迫罪 お前を殺すぞ
お前の家族に危害を加える
お前の職場に火をつける
信用毀損罪・業務妨害罪 G社の製品はすぐ壊れる
H店は不衛生で食中毒が出た
I社は倒産する
違法性のある投稿を発見したら、URLの取得とスクリーンショットで証拠を保全し、弁護士へ相談して適切な対処を講じましょう。

検索窓に表示されるサジェスト汚染ワードの具体例

サジェスト汚染でよく見られるネガティブワードには、以下のようなものがあります。
業界 サジェスト汚染ワード
一般企業 ブラック
パワハラ
残業
やばい
病院・クリニック やばい
失敗
おそい
ヤブ医者
専門学校・大学 いじめ
セクハラ
偏差値低い
飲食店 まずい
きたない
接客悪い
旅館・ホテル 汚い
最悪
食中毒
サービス悪い
サロン・美容院 下手
勧誘
高い
接客悪い
不動産 トラブル
詐欺
悪徳業者
フィットネスジム 効かない
高い
スタッフが無愛想
IT企業 ブラック
残業
技術力不足
製造業 不良品
納期遅れ
品質悪い
業界によって表示されやすいワードは異なりますが、いずれも企業の信頼性を大きく損なう内容です。

このようなネガティブサジェストが表示されている状態では顧客の購買意欲低下や求職者の応募回避につながる恐れがあるため、早期の対策が推奨されます。

弁護士と逆SEO会社、依頼時のそれぞれの注意点

弁護士と逆SEO会社のどちらに依頼する場合でも、事前に確認すべき注意点があります。

逆SEO会社では非弁行為を行っていないか、弁護士では着手金を含めた総費用がどれくらいかを把握する必要があるでしょう。

依頼時のトラブルを避けるための2つの注意点について、以下で詳しく解説します。

逆SEO会社に依頼時は非弁行為に注意する

逆SEO会社に依頼する際は、非弁行為を行っていないか確認する必要があります。

弁護士法第72条により、弁護士資格のない者が報酬目的で法律業務を行うことは違法であり、依頼者も犯罪に加担する恐れがあるためです。

2025年1月には、退職代行サービス会社が非弁行為の疑いで家宅捜索を受けました。

同社は「交渉は行わず通知に徹している」と主張していましたが、退職に伴う交渉が必要な場合に有償で弁護士にあっせんしていた疑いがもたれています。

逆SEO会社が誹謗中傷の削除交渉や法的手続きを報酬を得て代行すると、非弁行為に該当する可能性があります。

そのため、「削除を代行します」と強くうたう業者には注意が必要です。
削除請求や発信者情報開示請求などの法的対応は、原則として弁護士のみが行える業務です。
依頼前に、業者の対応範囲が適法かどうかを確認しましょう。

風評被害対策では、削除や責任追及は弁護士、検索結果の改善は逆SEO会社といった役割分担を意識することが重要です。

出典:https://www.corporate-legal.jp/news/6169

弁護士に依頼時は着手金も含めた全体の費用を把握する

弁護士に風評被害対策を依頼する際は、着手金と成果報酬を分けて考え、事前に総額の目安を確認することが重要です。

着手金は、結果の成否にかかわらず発生する費用であり、原則として返還されません。

そのため、内容を十分に確認せずに依頼すると、想定以上の負担になることがあります。

誹謗中傷の削除請求や発信者情報開示請求では、主に以下のような費用が発生します。
費用項目 詳細
着手金 手続きごとに発生し初期費用で20万〜60万円
成果報酬 削除成功時や投稿者特定時に別途支払い
実費 海外サイト対応の手数料
費用体系は事案の内容や難易度によって大きく異なるため、目先の着手金だけで判断せず、総額の見込みを確認したうえで検討することが大切です。

また、損害賠償請求によって賠償金を得られたとしても、支払った総費用を下回るケースもあります。

逆SEO対策やサジェスト対策と比較しながら、費用対効果を冷静に判断しましょう。

ネットに強い弁護士の見分け方

弁護士を選ぶ際は、インターネット上の誹謗中傷対応に関する経験や実績を確認することが重要です。

ネットトラブルは、5ちゃんねるやX(旧Twitter)など、媒体ごとに手続きや対応方針が異なります。

そのため、各プラットフォームの特性を理解し、実務経験を積んでいるかどうかが一つの判断材料となります。

また、これまでの対応事例や解決実績を具体的に示しているかも確認したいポイントです。

以下では、ネットに強い弁護士を見分けるための2つのポイントについて解説します。

掲示板やサイトの特性・規約を理解しているか

ネットトラブルに強い弁護士は、5ちゃんねるや爆サイ、X(旧Twitter)など、各サイトの運営体制や削除手続きの違いを理解しています。

サイトごとに申請方法や必要書類、対応の流れが異なるため、実務経験の有無は対応スピードや結果に影響することがあります。

弁護士を選ぶ際は、以下のような点を理解しているかを確認するとよいでしょう。
サイト名 特性と対応方法
5ちゃんねる 運営元のフィリピン法人に対する海外送達の手続き
爆サイ 地域特化型掲示板の性質を理解し、ローカル文脈から投稿者を特定
X(旧Twitter) アカウント削除後のログ保存期間が約1ヶ月と短いため初動のスピード対応
風評被害対策では、サイトごとの特性を踏まえて手続きを進められるかどうかが重要です。

削除や開示請求の実務経験がある弁護士であれば、状況に応じた適切な対応を検討しやすくなります。

削除件数などの実績を公開しているか

ネットトラブルに強い弁護士を選ぶ際は、削除件数や対応事例などの実績を公開しているかを確認することが大切です。

実績の開示は、その弁護士がどのような案件に対応してきたのかを判断する材料になります。
たとえば、削除件数のカウント方法(スレッド単位か投稿単位か)が明確かどうか、任意交渉だけでなく仮処分や訴訟などの法的手続きを含む事例があるかといった点は、一つの目安になります。
また、守秘義務に配慮したうえで具体的な解決事例を紹介しているか、特定のプラットフォーム(Google、SNSなど)への対応経験が示されているかも確認したいポイントです。

数字の多さだけでなく、どのような方法で解決してきたのかという「実績の内容」に注目し、総合的に判断することが重要です。

優良な逆SEO会社の見分け方

逆SEO会社を選ぶ際は、信頼性を見極める明確な基準が必要です。

実績やクライアント事例を公開しているか、また「すぐに効果が出る」「絶対に成功する」といった非現実的な謳い文句を使っていないかが判断の目安になるでしょう。

優良な逆SEO会社を見分ける2つのポイントについて、以下で詳しく解説します。
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対応実績数や事例の公開しているか

優良な逆SEO会社を選ぶ際は、対応実績や具体的な事例を公開しているかを確認することが重要です。

実際の依頼者が、依頼前の課題や対策後の変化について語っている事例は、サービス内容を判断する参考になります。

事例の信頼性を見極める際は、次のような点に注目するとよいでしょう。
  • 依頼前に抱えていた課題(誹謗中傷やサジェスト汚染の状況)
  • 業者を選んだ理由や、対策中の具体的な取り組み内容
  • 対策後に生じた変化(検索結果の改善やビジネスへの影響)
会社名が開示されている事例は、より信頼性の判断材料になります。

ただし、守秘義務の関係で匿名の場合もあるため、事例の具体性や説明の丁寧さもあわせて確認しましょう。

また、削除交渉などの法的業務をうたっていないかも確認ポイントです。

逆SEO会社は検索環境の改善を担う立場であり、法的手続きは弁護士が担当するという役割分担を明確にしているかどうかが重要です。

「早い」「絶対」を謳い文句にしていないか

「1〜3日で効果が出る」「必ず成果を出せる」といった表現を強調する逆SEO会社には注意が必要です。

逆SEOは短期間で劇的な変化が出る施策ではなく、検索エンジンの仕組み上、成果を確実に保証できるものでもありません。
逆SEOの効果が表れるまでには、Googleのクローラによる情報の評価、コンテンツの蓄積、被リンクの獲得など、複数のプロセスを経る必要があります。
そのため、一般的には数週間から数か月単位での取り組みとなるケースが多いとされています。

短期間で確実な結果を約束する業者の場合、検索エンジンのガイドラインに抵触する手法を用いる可能性も否定できません。

こうした手法は一時的に順位が変動しても、将来的なペナルティにつながるリスクがあります。

重要なのは、成果を断定する業者かどうかではなく、リスクや限界についても説明したうえで現実的な見通しを示してくれるかどうかです。

冷静な説明を行う会社かどうかを見極めることが大切です。

企業リスクを今すぐ解決!逆SEOとサジェスト対策に特化した実績で、貴社のブランドを守るアクシアカンパニー。過去1200件以上の成功事例と業界トップクラスの成果を誇ります。売上・採用・ブランドを守るための最適解を提供している専門会社です。

まとめ:一人の投稿の削除か全体の印象改善かで風評被害対策を決める

本記事では、風評被害対策における弁護士と逆SEO会社の役割の違いについて解説しました。

重要なのは、「問題となる投稿そのものを削除したいのか」「検索結果全体の印象を改善したいのか」という目的を明確にすることです。

違法性が認められる誹謗中傷については、弁護士が法的手続きを通じて削除や責任追及を検討することになります。

一方で、法的削除が難しい内容やサジェストの問題については、逆SEO会社による検索環境の改善が選択肢となります。

弁護士を選ぶ際は実績や対応経験を確認し、逆SEO会社を選ぶ際は対応範囲が適法であるか、施策内容に透明性があるかを確認することが大切です。

目的に応じて適切な専門家を活用することで、リスクを抑えながらブランド価値を守る対応が可能になります。

風評被害対策会社比較表

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会社名アクシアカンパニージールコミュニケーションズシエンプレロードマップブランドクラウドネット風評被害対策BLITZ Marketing
企業概要逆SEOとサジェスト対策に特化し、業界トップクラスの成功率を実現する実力派企業。デジタルリスク対策の専門企業として15年以上の実績、豊富な危機対応力で高く評価デジタル・クライシス対策のパイオニアとして一貫して支援できる点が強み自社一貫対応で誹謗中傷・炎上・サイバーリスクにワンストップ対応20年以上のノウハウに基づき、多くの企業支援(具体件数・企業名は非公開)10年以上の豊富な実績と、独自開発AIを活用した24時間365日体制をしているSEO、広告、レピュテーション対策をワンストップで提供。
おすすめポイント・スピーディーかつ効果的なネガティブ対策が必要な企業・個人に最適
・リスクを"抑えるだけ"でなく、"好印象を育てる"戦略にも対応
・リアルタイム監視と自社メディアでPRが可能
・リスク発生前の体制づくりから社内教育
・幅広くサポートを受けたい企業に最適
・スピーディーな対応と柔軟な対策も魅力
・リスク管理と同時にブランド価値向上を図りたい企業に最適
・マーケティング戦略も一貫して任せられる
・警察庁受託実績を持つ信頼性の高さ
・サイバー攻撃や反社リスクもまとめて対応
・自社一貫体制でスピード対応
・逆SEO・MEO・サイバーセキュリティに精通した専門人材がいる
・ブランド価値の本質的な保護を重視
・金融・政治・教育などリスク管理が厳しい分野に最適
・経営施策レベルでの支援を求める企業におすすめ
・悪評リスクに迅速に対応したい企業・個人に最適
・24時間監視とAI検知
・即応力とトータルサポートが魅力
・10年以上のデジタルマーケティング実績
・ブランド力を高めながら売上向上も目指したい企業に最適
・課題に合わせたオーダーメイド施策と迅速な対応力
実績取引実績1200社以上
逆SEO成功率85%以上
サジェスト非表示成功率99%以上
取引実績4,200社以上累計8,000社以上累計200件以上(SEO/MEO/逆SEO等)、サイバー攻撃対応400件以上サービス導入企業数400社以上
リスク対策成功率94%
対策実績年数10年以上
公式には非公開(10年以上の経験・多数対応実績あり)創業10年以上、幅広い業種・業界に対応(具体件数・企業名は非公開)
対応範囲Google / Yahoo! / Bing炎上対策、SNS監視、誹謗中傷対応、社内研修、ガイドライン策定支援SNS/口コミ監視、逆SEO、誹謗中傷対策、サイレントクレーム対策、Webマーケティング支援誹謗中傷削除、逆SEO、サジェスト削除、サイト改ざん対応、フォレンジック調査、信用調査(反社チェック等)誹謗中傷投稿削除、発信者情報開示請求支援、逆SEO、レピュテーションモニタリングサジェスト対策、口コミサイト・掲示板対応、AIによるWEBリスク検知Webマーケティング、ブランド価値向上支援、逆SEO対策、広告運用最適化
対応スピード調査から見積提示まで最短即日迅速対応火種検知・迅速対応迅速なサービス提供が可能明示なし24時間365日体制でWEB・SNSリスクを監視案件ごとにスピーディな対応
逆SEO価格帯月額5万円〜(個人名対策)
月額10万円〜(法人名対策)
月額10万円〜(サービス名)
案件規模・内容により個別見積要問合せ内容・規模により個別見積案件ごとにより異なる案件内容に応じて個別見積案件内容に応じて個別見積
サジェスト対策価格帯Googleサジェスト 50,000円~
Yahoo!サジェスト 30,000円~
Bingサジェスト 50,000円~
※1キーワードあたり
案件規模・内容により個別見積要問合せ内容・規模により個別見積案件ごとにより異なる案件内容に応じて個別見積案件内容に応じて個別見積
契約期間6~12ヶ月が中心(案件ごとに調整可)案件ごとに調整可能要問合せ案件ごとにより異なる案件ごとにより異なる案件内容に応じて個別見積案件内容に応じて個別見積
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